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「陰陽論」をもう少し詳しく:タロットカード「隠者」:迷った時には「隠者」に聞いてみよう

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秋分を過ぎたからなのか、やけに日没がはやくなった気がしています。

でも、そんなに急に一日や二日では大幅には変わっていないはずですよね。

やっぱり、気分的なことも影響しているんだろうなと、改めて、気持ちの影響力の強さを感じています。

 

これからは夜が長くなっていく。

つまり「陰」が勢力を増していき、「陽」が小さくなっていきます。

陰陽のバランスの偏りが変わった今、もう一度「陰陽論」について考えてみたくなりました。

 

 

全てには、「陰」と「陽」がある。

これは、東洋思想の根っこの考えで、ここから、五行論が合わさって、「陰陽五行思想」が誕生しました。

この理論は、春秋戦国時代末期に融合して、漢の時代には、社会、天文、兵法、医薬など、あらゆる学問に影響を与えることになるのです。

 

 

陰陽論には、大きく分類すると4つの理論で構成されています。

 

<陰陽の対立>

相反する陰と陽の、二つの要素から成り立っています。

例えば、一枚の紙には、表の面と裏の面があって、表の面と裏の面とは、決して交わることはありません。でも、表が存在しないと裏も存在できません。両方存在して、初めて一枚の「紙」として存在できます。

 

<陰陽の相根作用>

陰と陽とは、同じ根を持っていて、依存しながら存在しています。どちらも、その根っこからは離れることはできません。

例えば、背中とお腹は、「人」を根っことして、存在しています。「人」から離れてしまっては、背中は背中ではいられなくなり、それは、お腹も同じです。

 

<陰陽の消長平衡>

陰陽の量的関係は、絶えず変化をしていて、静止することはありません。一定の範囲の中で、一定の範囲の枠を越えることなく、陰が増せば陽は減り、陽が増せば陰が減ります。

例えば、太陽が地上に出ている昼間の時間が増えると、太陽が地平線に沈んでからの夜の時間が短くなります。夜の時間が長くなると、昼の時間は短くなります。しかし、「一日」の長さには変化はありません。

 

<陰陽の相互転化>

対立している陰と陽が、ある条件のもとで極まると、突然、反対の性質に転化(変化)します。陰が極まると陽となり、陽が極まると陰となります。

例えば、積み木をどんどん高く積み上げていき、高く積み上がった時、たった一つの積み木を足したことが引き金となって、突然脆くも崩れてしまう。

 

 

この4つの中で、運気の調整の際に、特に重要視するのは、最後の<陰陽の相互転化>です。

例えば、ギリギリまで張り詰めて頑張っていた時に、ちょっとした「一言」で、心がポキンと折れてしまう・・・。そんな状態が、ネガティブに相互転化してしまった場合です。

 

陰、つまり、落ち込んでいる時には、エネルギー不足なので、なかなか「逆」の気を取り入れ難いです。なので、陰が多くなっている時には、調整が難しい。

陽、つまり、元気いっぱいエネルギッシュ な時には、意識をすると「逆」ができます。

人の役に立つことを、自分のエネルギーを使って行うことは、自らのたくさんあるエネルギーを、減らす行動になります。

大きな企業が、社会貢献に熱心に取り組むのは、相互転化防止策として、とても良いアクションです。

 

ただし、誤解のないように。

陰が多くなっている状態では、自分の限界を感じるので、振り返りができます。そして、足りないものを補い、周囲の助けも受け取れます。それが、陰が多くなった時の、ポジティブな面です。

 

 

「一日一善」もこれと同じですね。

 

 

「陰陽論」について、考えていくと、ある疑問が湧いてきます。

 

ところで、一体、「根っこ」って何者?

 

 

そうなんです。陰陽は動くけど、根っこは動かない、しかも、陰陽の両方にとっての、「そこから生まれた場所」になります。

「紙」の表と裏を合わせて、一枚の「紙」となるように、「根っこ」とは、「全て」です。

 

 

「陰」と「陽」が、それぞれの特徴をしっかりと出すには、「全て」があってこそ。

つまり、「ポジティブなわたし」がポジティブでいられるのは、「ネガティブなわたし」があってこそで、両方が、それぞれに活躍するには、「わたし」が存在してこそ。「わたし」が「わたし」ではなければ、「ポジティブなわたし」も存在できない。

 

行き着くところは、「わたしはわたし」です。

 

 

「わたしはわたし」と言えば、タロットカードの「隠者」が浮かびませんか?

 

「隠者」は、大アルカナのナンバー9のカードです。

音もなく、色もなく、他者もいない、自分だけの世界に、隠者が立っています。

「隠者は放浪者である。旅人の足取りは、穏やかで重々しく、後ろを振り返ることもしない。もはや、振り返って後ろに何があるかを見る必要はない。」(ユングとタロット原型の旅 サリー・ニコルズ著 秋山さと子 若山隆良訳 新思索社)

 

 

灰色の世界は「陰」で、ランプの中で光る六芒星と杖が「陽」の世界

そして、旅人である隠者が「全て」

 

窮屈そうにランプの中に閉じ込められている六芒星は、とても強い光を放つので、注意して扱わなと、たちまち、全てを明るく照らし過ぎて、全てが「陽」に転化してしまう。ただし、旅人の左側にも、同じように輝く杖があり、それはしっかりと手の中に収まっています。

左側は「陰」で、受け取る「通路」があります。

しっかりと、自分の手で握り締めることができるだけの「陽」は、受け取ることが可能です。

右側は「陽」で、外に出す「通路」があります。

溢れ出ないように、注意をしながら、常にコントロールしていかなくては、「陽」をそのまま出してしまっては、危険です。

 

 

しかし、隠者は目を閉じていて、「陰」も「陽」も、どちらも見てはいません。

目を閉じて見えるものは、「自分の心の中」です。

つまり、「陰」と「陽」のバランスは、「自分の心の中」の状態が、判断の決め手になります。

 

 

「本当にこれで良いのか。自分の心はどう感じているのか」

隠者は、いつも、「自分の胸」と対話をしているのです。

 

 

実は、華やかさのないこのカードは、あまり人気がありません。

私も、タロットカードを知った時、このカードの地味さに、全く興味が持てず、このカードが出た時には、「残念・・・」と感じていました。

 

 

 

カードリーディングで、このカードが出る時は、これから「外」に向かって、自分のやりたい事をお披露目していく時。その前に、心の準備ができているのかどうか、カードが尋ねてきたのです。

 

心の答えが、「イエス」の場合、これから困難な道が待っているけど、きっと大丈夫です。

 

もしも、このカードを眺めて、とても重たく感じたり、孤独が寂しく思える時には、まだ、心の準備ができていません。

なので、もう一度、しっかりと、自分と向き合って見てください。

 

 

「隠者」がゴーサインを出してくれたら、今直ぐ出発です!

 

 

 

このカードの素晴らしさ、感じていただけましたか?

今では、一番と言っても良いくらい、大好きなカードです。

 

 

 

隠者のゴーサインが出ない時は、体の中の「気」が、頑張り過ぎて不足しているのかもしれませんね。

 

 

ということで、 今日のおやつは「大学芋」

 

 

サツマイモは、「健脾補気」

つまり、しっかりとご飯が食べられるように気を補ってくれると言われている食材です。

 

腹が減っては戦はできない!

まずは、美味しく腹ごしらえをしてから。

 

 

それから、「陰」と「陽」を、ブンブン動かして歩いていきましょうね。

 

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