いよいよ「甲」がやってくる:6月の運気:日柱干支別の「甲」との付き合い方
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いよいよ明日、6月5日から、月の干支が「癸」から「甲(きのえ)」に変わります。
干支は五行に分かれます。五行は陰陽に分かれます。
つまり、10個の干支があり、二つづつ同じ五行というわけです。
1ヶ月毎に月の干支が進みますが、2ヶ月は同じ五行で、陰陽の異なる干支が続きます。ということは、2ヶ月はあまり大きな変化はなくて、雰囲気が変わるのです。
4月と5月は「水」の五行が巡りました。
そして、6月と7月は「木」の五行が巡ります。
なので、明日から、次のステージに切り替わるのです。
気の方向が変わるので、気持ちの変化や行動の変化が起こりやすいとも言えますね。
先月までは、なんとなくギクシャクしていたことも、次のステージに切り替わった途端に、フッと軽くなるかもしれないですね。
ぜひ、その「変化」を感じてみてください。
運気の流れを観る場合、詳しく鑑定するのも良いですが、命式の「日柱干支」と巡る「干支」との関係性を読み解くことで、観ることができます。
「日柱干支」は、その人の「頭」の部分です。
つまり、「その人らしさ」が最も外に現れると考えてください。
つい気がついたら、こんな事していた。
自分では感じていないけど、いつも人から指摘される。
いつも何気なくやっている行動パターン。
それらが「日柱干支」から読み解ける部分です。
なので、「日柱干支」と巡る「干支」との関係は、意識をするより感じるために、頭に入れておくと、迷った時に役に立ちます。
何となく感じる「違和感」や、気持ちの変化を、この二つの関係性かイメージしておくと、「予兆」を感じるセンサーが発達できると思っています。
見えない「気」の景色の「妄想」に、ぜひお役立てくださいね。
・「甲」の人
「甲」✖️「甲」・・・「比肩」
大木が連なって立っている森の景色となります。
真っ直ぐな気持ちが強まります。なので、新しいことを始めるにはもってこいです。
つい、自分本位に動き過ぎることで暴走してしまうかも。
上手くいかない時は、足元をもう一度確認しましょう。
・「乙」の人
「乙」✖️「甲」・・・「劫財」
頼りがいのある幹につる草が絡まり伸びていきます。(藤羅伴甲)
とても良い時期なので、とにかくやれるだけの事を挑戦してみましょう。諦めないのが「乙」さんの持ち味です。それを発揮して。
考えすぎると蔓草が絡まって、何が何だかわからなくなるかも。
考えるより、まず実行あるのみです。高みによじ登りましょうね。
・「丙」の人
「丙」✖️「甲」・・・「偏印」
大きな木々に太陽の光が降り注ぎます。
「丙」さんの力は干支の中でも最強と言われるほど強いです。
光を浴びた木が光合成をして逞しくなっていく姿を見ると、とても嬉しくテンションが上がる時期ですが、何事もやり過ぎには気をつけましょうね。
加減をしながら、調整をしながら、木々が逞しくなるための方法を考えます。
「筋トレ」をイメージして。焦らないこと。疲れやすい時期でもあります。
・「丁」の人
「丁」✖️「甲」・・・「印授」
焚き火に薪がくべられて、火の勢いが増していきます。
どんどん火を大きくする、つまり、どんどん自分の中身を充実させていく時期です。「丁」は「甲」が来ると喜びます。
調子に乗って「マウント」には気を付けましょうね。焚き火が炎上すると大変です。
焚き火のお世話をするように、自分のご機嫌をとりましょう。
・「戊」の人
「戊」✖️「甲」・・・「偏官」
山に木々が茂って、木々は山の恵を吸い取りながら育っていきます。
周囲からどんどん栄養がとられてしまう・・・でも、周囲は感謝をしてくれるのです。「誰が喜んでくれるか」をチェックして、自分勝手な要求ばかりする木には栄養をあげないでください。
今年一番の踏ん張りどきです。体調を整えて、勝負に出ましょう。
・「己」の人
「己」✖️「甲」・・・「正官」
大地に木々が根を張って、大きな林となっていきます。
周囲のために頑張れる時期で、周囲からの反応もダイレクトに感じられます。つい人のために力を注ぎすぎてしまう傾向があるために、尽くし過ぎには気をつけましょう。
「戊」さん同様、この2ヶ月は今年の「クライマックス」です。
出来ないと思っていた事が、意外なところからのサポートで、出来る方法が見つかるかもしれません。
・「庚」の人
「庚」✖️「甲」・・・「偏財」
鋭い刃物を持っている「庚」にとって、切りごたえのある材木が目の前に現れます。何のために材木を切るのか、切り方を考えて切りましょう。
この時期の行動は、結果に繋がりやすいのです。
迷ったら、チャンスは自分の手で掴む、と自分に言い聞かせて進みましょう。
・「辛」の人
「辛」✖️「甲」・・・「正財」
「辛」さんはこだわりの人。なので切りたくない材木が目の前に置かれても、見向きもしないかもしれません。その反対に、切れない材木でも自分のやり方で切りたいと頑固になるかもしれません。
切れなくてもなんとか切れる方法を見つける努力をしてみましょう。例え切れなくても、努力の過程で新しいやり方が見つかるかもしれません。
感情的になって、投げやりにならないこと。
・「壬」の人
「壬」✖️「甲」・・・「食神」
恵の水を吸い込む度、木々が喜び活き活きとします。
その姿は「壬」にとって嬉しいのです。だから、心がウキウキ弾みます。
ただし、いくらウキウキするからと言って、水を掛ければ良いわけでななく、限度が大事です。
楽しめることに取り組みましょう。また、ご縁が広がる時でもあります。
浮かれ過ぎには気をつけて、大事な予定は忘れないように確認しましょう。
「癸」の人
「癸」✖️「甲」・・・「傷官」
木々に雨が降り注ぎ、木の葉がキラキラと輝きます。
その美しい木々の姿が、励みとなって、応援となって、もっと頑張りたいとチャレンジ精神が湧き上がります。忙しく動けます。
「傷」の字が表すように、「切る」にはおすすめです。不要な縁が離れていきます。ただ、「怪我」をしやすい時期でもあるので、忙し過ぎて慌てないように。(絶対怪我をするわけではないのでは決してありません)
「甲」は「木」の陽です。
大きな木が、真っ直ぐに明るい方へ、光に向かって伸びゆく景色です。
地に足がついていないと、根が張っていない木になって、大きくなりすぎると倒れてしまいます。
また、枝葉を好き勝手に伸ばしていくと、周囲に「迷惑なんですけど・・・」と言われて、イラッとしてしまうかもしれません。
自分の「日柱」が、素敵な木を育てていける方法を、試してみましょう。
今月から、目に見える「成果」が出始めます。