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命式の「偏り」は、その人の大事な「個性」です:日柱干支「木」の場合の「偏り」パターン5種

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四柱推命は、「命式」を基準にして、五行のバランスを紐解いていきます。

バランスが整っている方が良いというわけではありません。

バランスの偏りは、「個性」となります。

という事は、バランスを整えれば整えるほど「無難」になっていくとも言えるのです。

 

バランスの「中心軸」は、生まれた日の柱(日柱)です。

柱は「干支」と「十二支」の二つが合体していますが、その中の「干支」が、一番の「中心軸」です。つまり、その人の「頭」に当たる部分になると考えてください。

 

「頭」を中心とした場合に、五つの気が命式内にどのように配置しているのかを紐解くことで、その人の「全体像」がわかります。

 

そして、最も大事にしたい「頭」が、一番「居心地の良い」状態を考えていきます。

 

巡ってくる気や、一緒に過ごす人や、食べる物、目にする色、季節、行動、感情など、全ての気は、「頭」に影響を与えます。

その影響を調整するのが、「開運」に繋がっていきます。

 

 

その前には、命式のバランスを把握しなくてはいけません。

 

 

今回は、「頭」が「木」の人の場合の、「個性的」な命式をご紹介したいと思います。

つまり、日柱干支が「甲」と「乙」の人です。

 

 

個性的な命式は、5つあります。

 

 

1)<強木>(きょうぼく)

これは、「木」がとても強い命式です。

つまり、日柱干支が「木」だけでなく、その他の柱にも「木」がたくさんある場合がこれに該当します。

大きな大木が、生い茂り過ぎている状態を想像してみてくださいね。

 

日柱干支が「甲」の場合については、大きな樹木が立ち並びすぎている景色です。なので、風通しが悪く、足元まで日差しが入らない。

それから、土の養分を、樹木が吸い取りすぎてしまいます。

 

この場合の調整方法は、「金」で余分な樹木を切り倒していきます。それから、養分を吸い取られて弱まっている「土」を補います。

「土」は「金」にとっては「母」となる五行です。

なので、「土」を補うことは、同時に「金」を強めてくれることにも繋がります。

ただし、春生まれ「寅月」「卯月」の場合は、大きな樹木ではなく雑草が生えている景色になると考えます。

その場合は、「金」で切り倒す事は難しくなってしまいます。

なので、「火」を用いて、余分な雑草を焼き払う。「焼畑農法」のようですね。

その上で、「火」が「土」を育ててくれるために、疲れてしまった「土」が強まります。(必要であれば「土」を補います)

 

「木・陰」の「乙」の場合は、「甲」とは方法が異なります。

なぜかと言うと、雑草が生い茂り過ぎている景色だから、「金」で切り倒すことが難しいからです。

この場合は、先程の「焼畑農法」の出番です。「火」を用いて、余分な雑草を焼き払っていきます。そして、その上で「土」を補います。

 

もしも、全く水気がない命式の場合は、せっかくの木や雑草が、水不足で枯れてしまいます。なので、同時に「水」も補っていきます。

 

 

 

2)<焚木>(ふんぼく)

「火」が非常に強い場合です。強い「火」のせいで、「木」が燃え尽きて炭となってしまいます。

しかも、巡ってくる運気に「木」が来た場合は、「木」は火の素となるので火力が増し、ますます火が旺盛となってしまいます。

なので、ますます「木」が燃えて灰になるのです。

 

まずは、燃えている「火」を鎮めなくてはいけません。

なので、「金」を用いて火力を落とします。

「金」は強い「火」と出会うと、溶けていき「水」を生むと考えます。

なので、冷やすだけでなく、生まれた「水」が旺盛な火を鎮火してくれるので一石二鳥ですね。

 くれぐれも、いきなり「水」を用いないことです。「水火激沖」(水が火に負けて水蒸気となり蒸発してしまうこと)となるので注意しましょう。

 

 

3)<折木>(せつぼく)

これは「土」が非常に強い場合です。多過ぎる「土」は、その重みで固まります。そして、固くなりすぎた大地に、木が根を張るのに骨が折れる状態となり、ポキポキと根っこが折れてしまいます。

だから、根を張ることができない「木」は、逞しく成長できなくなってしまいます。

 

まずは、硬くなった「土」を緩めなくていけません。なので「水」を用います。「土」に水分を与えることで、固い「土」を柔らかくするのです。

そして、柔らかく潤った「土」にして、改めて弱められた「木」を補います。

 

 

 

4)<断木>(だんぼく)

「金」が非常に強い場合は、刃物の様な働きをする「金」が、「木」を次々に切り倒してしまいます。「木」がどんどん減ってしまいます。

なので「金」を疲れさせなくてはいけません。

その場合は、「水」の子供の世話を「金」の「母」にしてもらうのです。つまり、「水」を用いて「金」の力を「水」に向けていきます。

 そして、その上で「木」を補います。(通関神という方法)

通常は、「金」を鎮めるために「火」を使って溶かしていきます。しかし、この場合に「火」を使ってしまうと、「木」を燃やしてしまうために使いません。

「木」を守らなくてはいけないからです。

 

 

 

5)<浮木>(ふぼく)

「水」が非常に強い場合です。これは、「木」が水に浮かんで流されてしまうのです。なので「木」が弱められてしまいます。

多過ぎる「水」を抑えていかなくてはいけません。

「水」を吸い取るために「木」を用います。

そうすると「木」は、恵の水がもらえて喜びます。

そして、その上で「土」を補い、「木」が根を張っていける大地を提供します。

実は、この順番は、間違えては大変なことになってしまうのです。

もしも、先に土を補うと、多すぎる「水」が「土」を押し流して、まるで土石流のようになって、辺り一面ドロドロに泥で埋まってしまいます。

 

ただし、春生まれ「寅月」「卯月」の場合は、元々根を張り巡らせているために、「木」が頑丈になっていると考えます。

(干支と十二支が同じ五行の場合は、「通干・透干」していると考えます)

なので、この場合は、余分な「水」だけを除けば良いことになります。

なので、「木」を用いて吸い取ると、「水」が抑えられて、命式のバランスが落ち着いてくれます。

 

 

 

「使う」とか、「用いる」とか、一体何のこと?・・・・と思ってしまう方もおられるかもしれませんね。

 

「用いる」とは、四柱推命での「専門用語」なんです。

 

具体的には、運気の中に、欲しい「五行」が巡ってくる時に合わせて、行動を起こす日を決めたり、欲しい「五行」が含まれている「色」や「食材」や「方角」を使ってみる、などです。

 

また、欲しい「五行」をたくさん命式に持っている人と過ごすのもおすすめです。「相性判断」は、この関係性を紐解いているんです。

 

 

ただし、あまりにも五行のバランスが取れてしまうと、それは、動きが緩やかになり、止まってしまいかねません。

少しくらい、崩れていた方が、「面白い個性」となって、ゆらゆら揺らいで、その揺らぎで「風」が起こり、周囲にも影響を与えていけます。

 

 

「個」の時代は、「偏り」を上手く生かす方法を、自ら試していくことが、「開運」に繋がっていけると思っています。

 

 

 

 

※日柱干支「火」の場合の「偏り」についてはこちらをご覧ください

※日柱干支「土」の場合の「偏り」についてはこちらをご覧ください

※日柱干支「金」の場合の「偏り」についてはこちらをご覧ください

※日柱干支「水」の場合の「偏り」についてはこちらをご覧ください

 

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