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「十干」と「十干」が出会って起こる「景色」:「印星」について

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十干同士の組み合わせで、どんな「景色」が生まれるのか。

 

その「景色」は、命式の個性となります。

それから、巡ってくる十干との関係性からは、運気が見えてきます。

そして、一緒に過ごす人が持っている十干との関係からは、相性が見えてきます。

 

 

同じ五行同士の場合(比劫)については、こちらの記事で書いています。

日主により育てられる五行の場合(漏星)については、こちらの記事で書いています。

日主が剋しにいく五行の場合(財星)については、こちらの記事で書いています。

日主が剋される五行の場合(官星)については、こちらの記事で書いています。

良かったら、ご覧くださいね。

 

 

 

今回は、日主を育ててくれる関係の五行について書いてみたいと思います。

日主を守ってくれる五行と言っても良いかもしれません。

この関係となる五行を「印星」と言います。(サポートの気)

 

「印星」は、日主にとって「母」です。

自分の力を注ぎ込んで、守り育ててくれます。

 

陰陽が同じ場合は「偏印」、同じ場合は「印授」と言います。

「印星」とは「偏印」と「印授」の二つの総称です。

 

 

先ほども書いたように、日主を育てる関係となる五行を「印星」と言います。(サポートの気)

 

身弱の場合、日主に力を注ぎ込んでくれるために、とてもありがたい存在となります。

また、「漏星」を攻撃して、力を弱めてくれます。

身弱の場合は、「漏星」が強すぎると、たくさんの力が流れ出てしまいます。なので、力が奪われてしまいます。

そこで、「印星」があると、強すぎる「漏星」が「印星」によってコントロールされるために、日主は力を蓄える事ができます。

 

 

また、「印星」は、ダイレクトに力を日主に注ぐために、日主はそれを飲み込みます。

栄養たっぷりの食事を食べるように。

飲み込んだものは、体の中で消化吸収されて、血や肉になります。

このことから、「印星」は、「勉学」の気であると考える事ができます。

もう少し広げて考えると、「勉学」から得る「資格」「知識」でもあります。

「印星」が与えてくれるものは、自分を守る「鎧」になるのです。

 

 

なので、命式に「印星」が多い人は、「学び」が得意です。

また、「国家資格」を取得して仕事をしたり、「先生」として活躍する人も多いです。

プレッシャーに正面から向き合うのは、ちょっと荷が重い。なので、何かをする時は、根回しをしてから行動を起こす。そんな傾向が出ます。

 

 

 

それでは、ますは「偏印」について書いてみたいと思います。

 

「偏印」は、日主を育てる関係となる五行で、陰陽が同じ場合です。

日主の力は大きくなり、守られます。

わかりやすい「母」に、ストレートに可愛がってもらう感じかもしれませんね。

 

 

①「甲」に「壬」

木々に大量の水が注がれる景色となります。

木々は恵の水を授かり、大きく育つ事ができます。

なので、前向きに行動する傾向が出ます。

ただし、「水」が大き過ぎる場合は、木が流されてしまいます。

強い「水」は、遠慮したり、状況を判断はしてくれません。ただひたすら、大量の「水」が注がれます。

その場合は、気持ちが焦ってしまいます。そして、一度のたくさんの事に手を出してしまう傾向が出ます。

 

 

②「乙」に「癸」

草花に雨が降りかかる景色となります。

穏やかな水を授かり、草花は元気に育っていきます。

この関係性は「吉」となります。

周囲の応援や援助を受けやすく、出世運が上昇します。

「丙」が同座すると、草原に太陽の光が注ぐ場面となります。

なので、草花は喜んで、成長していきます。

ますます「吉」となります。

 

 

③「丙」に「甲」

太陽が木々を照らす景色となります。

木は太陽の光を喜ぶために、やり甲斐を感じやすい傾向が出ます。

木々は、太陽の光を浴びて、盛んに光合成を繰り返す事ができるのです。

ただし、「木」が強過ぎると、木々が生え過ぎてしまいます。

木々が鬱蒼と茂ってしまうと、視界が悪くなります。うっかりそんな森に迷い込んでしまったら・・・出口がわからなくなるかもしれません。

この場合、迷いが生じやすくなります。

 

 

④「丁」に「乙」

火が牧草を燃やしている景色となります。

乾燥した「乙」の場合は、火力を増すために「吉」となります。

炎は、どんどん大きく広がっていきます。

炎のテリトリー(範囲」が広がっていきます。

周囲からの応援や援助を受けやすい傾向が出ます。

 

 

⑤「戊」に「丙」

山肌を太陽の光が照らす景色となります。

美しく、壮大な景色です。

山肌に光を浴びている姿は、神々しい存在感を放ちます。

より「大いなる」存在に格上げされます。

目上の人の引き立てを受けやすい時期となります。

ただし、「土」が強過ぎると、頑固さが強まります。

 

 

⑥「己」に「丁」

大地が火で燃やされる景色となります。

大地が干からびていきます。

「金」が強い命式の場合、「火」が「金」の力を弱めてくれます。

なので、「土」の力が漏れ出すのを防いでくれます。なので安定します。

「火」が強い命式の場合は、一滴の水分まで蒸発させられてしまい、「土」がカラカラになります。そうなると、頑固さが強まります。

 

 

⑦「庚」に「戊」

鉄の塊が山の中に埋もれていく景色となります。

「庚」は「土」によって囲い込まれてしまいます。

あまりにも「土」が多いと、埋もれてしまいます。

防御する気持ちが強まるために、こだわりや執着が強くなります。

テンションも下がりやすいです。

ただし、研究分野においては非常に有益な時期となります。

自分のアイデアを、しっかりと練る事ができます。

 

 

⑧「辛」に「己」

宝石が泥の中に埋もれていく景色となります。

泥によって宝石が汚されてしまいます。

輝くことでテンションが上がる「辛」にとって、「己」はどこかに行ってもらいたい面倒な存在です。

そこで「辛」は頑張ります。

輝きを取り戻そうと、負けず嫌いな感情が出やすくなります。

研究分野においては非常に有益な時期となります。

 

 

⑨「壬」に「庚」

鉱石を清らかな水が洗う景色となります。

鉱石は水によって浄められます。

浄められて喜ぶ「庚」を見ると、「壬」はやりがいを感じて喜びます。

成果を感じる事ができるからです。

特に、夏月生まれの場合は、バランスが取れるために「吉」となります。

智慧を使って物事を解決する力が出る時期となります。

 

 

⑩「癸」に「辛」

宝石に水滴が付着する景色となります。

水滴を拭き取ることで、宝石は綺麗に輝きます。

水滴を放置せず、拭き取って磨く事が重要です。

つまり、「勉学」に励む。

探究心が芽生える時期となります。

身旺の場合は、自分の磨き方に固守します。なので、こだわりが強くなり過ぎる傾向が出ます。

 

 

 

次は「印授」について書いていきますね。

 

「印授」は、日主を育てる関係となる五行で、陰陽が異なる場合です。

こちらも、「偏印」と同じで、日主の力は大きくなり、守られます。

 

 

①「甲」に「癸」

木々に恵の雨が降り注ぐ景色となります。

木々は活き活きと成長する事ができます。

特に「丙」が同座すると、太陽と水の両方が、木を大きく育てます。

なので、とても良い作用となります。

ただし、冬月生まれで「水」が多い命式の場合は、根腐れを起こしてしまいます。

なので、悩みを抱え込みやすくなる傾向が出ます。

 

 

②「乙」に「壬」

草花の横に勢いの良い川が流れる景色となります。

勢いの良い水の流れは、草花を流してしまいかねません。

「壬」は、「乙」の状況にはお構いなしに、大量の水をどんどん注いでくるからです。

もしも悩みを抱えていたら、悩みに「栄養」が注入されてしまいます。

あれこれと、ネガティブな考えが生まれてしまいます。

なので、悩みを抱え込みやすい傾向が出ます。

 

 

③「丙」に「乙」

太陽が草花を照らしている景色となります。

草花の繊細さは、力強い太陽にとっては物足りなさを感じてしまいます。

また、草花は、四方八方に広がって、まとまりがなくなります。

辺り一面に、草が蔓延ります。

周囲の意見に振り回されやすくなります。

また、草があちらこちらに蔓延っていくように、方向性を見失いやすい傾向が出ます。

 

 

④「丁」に「甲」

焚き火に材木がくべられる景色となります。

豊富な材木は、焚き火の火力をどんどん増していきます。

炎は豊富な薪が注がれて、喜びます。

非常に良い関係となります。

やる気がみなぎり、行動的になります。

明確な目標を定めて、進める時期です。

 

 

⑤「戊」に「丁」

山に火が燃えている景色となります。

油断をすると、火は山中に燃え広がってしまいます。

そうなっては、大変です。自分だけの問題ではなくなってしまいます。

方向性を見失わない事が大事です。

全ての責任を自分で負わなくてはいけないと感じてしまう傾向が出ます。

「金」が多過ぎる場合は、「火」が「金」を溶かしてくれます。

「金」は火力をコントロールしてくれます。

なので、「土」の負担が軽くなるので、肩の荷がおろせます。

 

 

⑥「己」に「丙」

畑に太陽の光が照らしている景色となります。

太陽の光のお陰で、たくさんの作物が育つ事ができます。

大地は、豊かになり、その豊かさを皆んなで共有できます。

非常に良い組み合わせです。

収穫を得やすい時期です。

ただし、「火」が強過ぎると、作物そのものを焼き尽くしてしまいます。

 

 

⑦「庚」に「己」

鉱物が泥の中に埋もれる景色となります。

鉱物は錆び付いてしまいます。

「庚」は「土」が苦手です。埋もれてしまう感覚になって、テンションが下がる傾向が出ます。

特に、この二つの関係は「土蜘蛛の命」と呼ばれていて、「庚」にとって「己」は迷惑な存在です。

人から言われのない誤解を受けやすい時期となります。

 

 

⑧「辛」に「戊」

宝石が山の中に埋まっている景色となります。

がんじがらめに閉じ込められるために、やる気を喪失しやすい傾向が出ます。

山の圧力は大きいので、小さな宝石は飲み込まれてしまいます。

ただし、身弱で「水」が多い場合には、「水」が「土」を流してくれます。なので、「土」が弱まります。さほど悪い作用は起こらないと考えます。

研究に没頭するには良い時期となります。

閉じ込められるからこそ、「ひとり」を満喫できるのです。

充実したひとり時間は、素晴らしいアイデアや気づきを、もたらしてくれます。

 

 

⑨「壬」に「辛」

勢い良く流れる水が宝石を洗う景色となります。

水の流れをコントロールしないと、宝石もろとも流れてしまいます。

でも、「壬」は、コントロールされるのを嫌います。なので、徹底的に流してしまう・・・。

なので、肩透かしに遭いやすい時期と考えます。

ただし、宝石に頑固な汚れが付いていた場合、徹底的に綺麗に洗浄してもらえます。

個性を磨くことに関して「吉」となります。

 

 

⑩「癸」に「庚」

安定した水源を確保しているか弱い水の流れの景色となります。

鉱物が豊富にある場所には豊富な水源があると考えられています。なので、このような景色であると言われています。

「癸」にとって「庚」は非常に頼もしい十干となります。

「金」がどんどん「水」を生み出してくれるからです。

自信が持てる時期となります。

 

 

ここで、余談になりますが・・・

⑩「癸」に「庚」の説明を読まれて「?????」と不思議に感じた方もおられると思います。

 

「金」と「水」の関係は、「金」が「母」となり「水」を生み出すと考えます。

この時に、どのように生み出すと考えるのかは、実は諸説あるのです。

 

 

今回の説明では、『鉱物が豊富にある場所には豊富な水源がある』と書きました。

これは、豊かな鉱物がある鉱脈の近くには、豊かな水を湛えた川が流れているそうで、そこから「金」は「水」を生むと考えられているのです。その理由は分からないそうです。

大抵の人は、鉱脈に縁がない生活を送ってこられていますよね。なので、「???」と不思議に思ってしまいますよね。

私もそうです。

 

また、別の解釈もあります。

それは、「金属が冷えると、金属の周囲の空気が冷えて、金属の表面に水滴が生じる」説です。

これは、何となく分かるような気がする。

 

どちらの説を採用するのかは、推命家によって違いますが、どちらも間違いではありません。

 

 

余談ついでに、話を広げて見ると

あまりにも強い「火」に、「水」が出会う場合、運気が混乱する大凶になりかねない状況になりやすい(水火激沖)と言われています。

その場合の調整方法として、「金」を用います。

「金」は「火」の力を抑えてくれるだけでなく、「火」よって溶かされた「金」は「水」になる、と考えるのです。そして、「火」と「水」の力関係が安定するとします。

 

「金」が溶けて「水」に・・・「????」ってなりますよね。

 

これを象徴で考えていくと

頭に血が上ってイライラが爆発しそうな時(火が強い)

深呼吸をして、状況を冷静に分析してみる(金を投入)

イライラが収まって、知恵が浮かんでくる(水が生まれる)

 

 

このように考えてみると、「なるほどね」と思えますね。

 

 

 

それでは、最後に、「偏印」と「印授」の違いについて書いてみます。

 

「偏印」は、ストレートに気が注ぎ込まれます。

好きなことを学ぶ

自分のペースで学ぶ 

興味のある分野での学びを極める

 

「印授」は、陰陽がバランスを取ります。調整が入ります。

周囲が認める分野を学ぶ 

師匠について専門分野を学ぶ

役に立つ「資格」を取る

 

 

ただし、他の組み合わせに比べると、この二つには、あまり違いはないと考えます。

大事なのは、自分がストレスなく「飲み込める」かどうか。

ストレスを感じる場合には、「内側」が悲鳴をあげるために、体の疲れや不調につながりやすくなってしまいます。

 

飲み込みたくないものは、吐き出してしまいましょう!

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