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五行の理解を深める:十干と十二支についての基本的知識:四柱推命は面白い!

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気は、循環する個性を持ったものであると考えられています。

そして、それらは「木」「火」「土」「金」「水」の五つの種類に分類されます。

 

五行に関する最古の記述は、中国の戦国時代(前403〜前221)に成立したとされる『尚書』(しょうしょ)の「洪範篇」とされています。

そこには、

「五行。一にいわく水、二にいわく火、三にいわく木、四にいわく金、五にいわく土。水はここに潤下(潤して降る)し、火はここに炎上(上熱して昇する)し、木はここに曲直(曲がりながら伸びる)し、金はここに従革(従いながら変革する)し、土は稼穡(作物を植え付け育てる)する」と書かれています。

(「占いの宇宙誌」 藤巻一保著 原書房)

循環する五行は単体で成立はできません。

一つの五行が存在するためには、五つの影響が必要となります。

その影響は、次の五つのタイプがあります。

 

  • それ自身が旺盛となる
  • それを生み出す
  • それが次に生み出す
  • それ自身が支配する
  • それ自身が支配される

「木」について当てはめてみると

それ自身が旺盛となるのは「木」にとっての「木」

それを生み出すものは「木」にとっての「水」

それが次に生み出すものは「木」にとっての「火」

それ自身が支配するものは「木」にとっての「土」

それ自身が支配されるものは「木」にとっての「金」」

 

この関係を図で表すと以下のようになります。

 

 

五行の力関係は同等ではありません。また、一定でもありません。

力関係を同等にして安定するために、動きが生じます。また、一定ではないために一定にしようとして摩擦が生じます。そのために、「揺らぎ」が起こるのです。

 

生じる「揺らぎ」は、3つあると考えます。

 

「相生」・・与える方は抑制し、与えられる方は促進していく。

「相剋」・・与える方、与えられる方共に抑制していく。

「比和」・・両者ともに促進していく。

 

 

全てに陰陽があるように、五行にも陰陽があります。

五行で言うところの「陽」は「見える景色」、「陰」は「見えない景色」です。この二つの「景色」が組み合わさることで「ひとつの景色」を構成していると考えます。

「見える景色」は10個の「十干」が、「見えない景色」は12個の「十二支」が表しています。

具体的には、「十干」は、物事が進んでいく「過程」を、「十二支」は、季節の移ろいのような「雰囲気」だと考えると理解しやすいです。

そのため「十干」は木火土金水の順に進みますが、「十二支」は木土火土金土水土の順に進み、間の土は変化の媒体の役割を担っています。

 

 

<十干支>

     陽  陰

木    甲  乙

火    丙  丁

土    戊  己

金    庚  辛

水    壬  癸

それぞれの特徴は以下のようになります。

・木気

「甲」・・・「陽」:東方の猛気。万物の殻を破り出る。

「乙」・・・「陰」:陽気未だ盛んにならず。ものが生じて屈する。

・火気

「丙」・・・「陽」:陽気盛ん。

「丁」・・・「陰」:火気充満する。

・土気

「戊」・・・「陽」:万物茂る。

「己」・・・「陰」:一定の形をなす。官職をなす。

・金気

「庚」・・・「陽」:陰気ようやく募る。秋風が冷たくなり木々を枯らす。

「辛」・・・「陰」:成熟する。

・水気

「壬」・・・「陽」:気通じる。

「癸」・・・「陰」:万物水平にする。

木気と火気は陽気

金気と水気は陰気

土気は「陰気」と捉える場合と、どちらにも該当すると捉える場合とがあります。つまり、陰陽が入り乱れたカオス状態とも言えます。

木・火で勢いが増して広がっていき、土がピークとなり、金・水で収縮して終結していきます。ただし、肌感覚では、金気が盛んになるとピークが目に見える形で現れます。(地上には対流があるため、状況が現れるにはタイムラグがある。天が変じて地が化する)

 

<十二支>

 

     陽  陰

木    寅  卯

土    辰

火    午  巳

土       未

金    申  酉

土    戌  

水    子  亥

土       丑

 

 

十二支の性質は以下のようになります。

「子」・・種の中で新しい生命が芽生える。

「丑」・・種の中から芽が出るが、十分伸び切っていない。紐が絡まっている。

「寅」・・演る(のべる) おしひろめる。万物が発生していく。

「卯」・・双葉が出る。

「辰」・・激しく変化していく。地震のように大地(基盤)が震える。

「巳」・・変化する(辰ほど強力ではない)。脱皮する。変化は終わりに向かう。

「午」・・繁栄の極限。頂点。これから下り坂となる。

「未」・・これから実を結んでいく。味わう。成熟して滋味をおびる。

「申」・・呻く。締め付けられ固まっていく。

「酉」・・熟成し食べられるようになる。醸し出す。

「戌」・・滅ぶ。枯れていく。守る。種の保存。

「亥」・・閉す。閉蔵。次のうごめきの兆しがある頃。

 

 

十二支は、その性質のよって分類することができます。

陰陽の分類

陽支

陰支

 

 

勢いの分類

 

生支(せいし)

旺支(おうし)

墓支(ぼし)

 

 

生旺墓の分類

 

生支・兆し

旺支・盛り

墓支・終焉

 

三合水局

水気の巡り・冷ややかさ

三合木局

木気の巡り・伸びやかさ

三合火局

火気の巡り・温かさ

三合金局

金気の巡り・強固さ

 

 

生旺墓絶の分類・・・生旺墓絶は「一生」のサイクルとなる

生支・兆し

旺支・盛り

墓支・終焉

絶・空虚

 

 

 

十二支は、その性質の化学反応を起こす組み合わせがある。「雰囲気」である十二支は、十干と異なり、化学反応が顕著に起こります。形がないために、混じり合いやすいからです。

この解釈が、十二支の読み解き方を複雑にしていますが、そこがまた面白いことろでもありますね。

化学反応が起こる組み合わせは主に3つあります。

1)六衝冲(りくしょうちゅう)

十二支の巡りの位置で、反対側に位置する二つの十二支同士の組み合わせを、六衝沖と言います。(対冲・冲とも言います)

 

五行が比和となる組み合わせを、「朋冲」(ぼうちゅう)と言い、相剋となる組み合わせを「剋冲」(こくちゅう)と言います。

 

「朋冲」は、同一五行のために、穏やかな組み合わせとなります。

「剋冲」は、正面衝突の関係となるために、激烈な組み合わせとなります。相反する作用が衝突すると、プロセスが反転する状況となります。

子午の剋冲

水と火

寅申の剋冲

木と金

卯酉の剋冲

木と金

亥巳の剋冲

水と火

丑未の朋冲

土と土

辰戌の朋冲

土と土

最も作用が激烈となるのは陽支同士の組み合わせです。

この組み合わせは二つあります。

  • 「寅」と「申」
  • 「子」と「午」 

 「寅」「申」の組み合わせ方が、作用が激烈になります。

 それは、「寅」は物事が発生していくとても強い勢いを持っているとされているからです。相反する「申」は勢いを締めあげていこうと動くので、「流れ」が反転する組み合わせとなります。

 

 

2)支合

 

二つの十二支が、お互い共鳴する関係を支合の関係と言います。

相棒のような関係です。

地軸を軸にして、地球が回転します。その場合、同じ「ライン」を通過する二つの十二支同士が相棒であると考えられています。

 

午未の生合

火と土

辰酉の生合

土と金

亥寅の生合

水と木

 

巳申の剋合

火と金

卯戌の剋合

木と土

子丑の剋合

水と土

 

二つの十二支が、相生関係の場合は、穏やかに共鳴します。これを「生合」と言います。

二つの十二支が、相剋関係の場合は、摩擦が生じ、葛藤が生まれます。これを「剋合」と言います。

 

3)三合会局

これは、先ほどの「生旺墓の組み合わせ」で表にまとめているのでご参照くださいね。

3つの十二支を結ぶと、きれいな三角形が出来上がります。その三角形の頂点にあたる十二支(旺支)の五行に、他の十二支も変化するんです。

 

 

命式や運気を解釈するとき

・陰陽

・五行

この二つの理解を深めていくことがとても大事になります。

十干と十二支は、固定した「単語」として覚えるのではなく、「流れるように」理解すると良いと思います。

と言うのも、気は常に揺らいで流れていくからです。

流れるように見ていくと、イメージが膨らんできて、暦の理解がとても楽しくなりますよ!

 

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