最後に「勝つ」のは「動かされない人」:「占い」を利用して「結果」を出すコツ
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「気」は絶えず巡ります。
止まる事はなく、順番に、淡々と、絶える事なく巡ります。
十個の干支と、十二個の十二支がワンセットになって、60パターンの組み合わせのそれぞれ特徴を持った「景色」が流れています。
それは、すべての人に、平等に巡ります。
すべての人が、同じ「景色」からのギフトを受け取るのです。
「個人の景色」は、暦を使って、生年月日と出生時間(出生地も)から「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」の4つの柱を割り出し、4つの柱が構成している十干支と十二支の組み合わせ(命式)から、「見えない景色」を読み解いていきます。
十干支は表の景色、十二支は裏の景色として。
わかりやすく例えるならば、十干支は「表現方法」で十二支は「思い」です。
十二支には、木火土金水のどれか、または複数の気を持つと考えられていて、持っている気の強弱やバランスで、「思い」を読み取っていきます。
「個人の景色」が「全体の景色」から、どんなギフトをもらうのか。
鑑定とは、その「ギフト」を知ることです。
アリストテレスは、神は「不動の動者」だと言った。神はものを動かすが、何者にも動かされない。
ものごとが起きてから反応する「受け身」でいることは、真に望んでいるものを手に入れるチャンスを逸するばかりでなく、あなたが真の幸福を得る機会まで減らす結果を招く。
「残酷すぎる成功法則」 エリック・パーカー著 飛鳥新社
3ヶ月後に達成したい事は?
3年後に何をしていたい?
私は「3」にこだわっています。
お客様とお話しをする時、「今」と「3ヶ月先」と「3年後」のお話をします。
なぜ「3」なのか。
それは、「気」の特徴は二つセットです。
2ヶ月毎に、2年毎に、「季節」が変わります。
「3」を意識してイメージするという事は、「一つ先の景色」を想像して「今」を考えることができるからです。
一番重要なのは、もちろん「今」です。
ご自身の「命式」が、外からの「気」をどのように受け止めているのか、どのようなバランスになっているのか、そして、「五つの気」のうちどれをたくさん「使っている」のか。
五気調整術のバランスシートを使って、そしてまた、タロットカードを使って「視覚化」して説明をします。
「今」を冷静に客観的に観察するだけで、「問題解決」の糸口を、自ら発見するお客様もいらっしゃいます。
そのような方は、たいてい、「やらなくていい事をやるべきだ」と思い込んでいた場合です。
「戦う相手」を間違えていた時です。
そして、「今」が「3ヶ月先」に向かう方向を、「気」の流れを説明します。
「気」はあくまでも「景色」なので、「見たい景色」は何か。そのためには、何が要らないのか、必要なのか。
もしも「見たい景色」が見つからなければ、「見たくない景色」をできるだけ見ないで済む方向を考えます。
できる限り「具体的に」決めていきます。
思い通りにはいかないし、すぐには「結果」は出ない時期なので、
「焦らないでね、でも、流れは応援してくれているから。」
と伝えます。
「待つ」ことができ「耐える」ことができれば、3ヶ月経った頃には、「自分の決断」が間違っていないと、そろそろ感じ始めることができます。
どうして「待つ」ことができるのか、「耐える」ことができるのか。
それは「3年後」
想像した通りの「景色」が待っていてくれるからです。
待っていてくれると信じているからです。
暦は、規則的に、順番に、一つづつ巡ります。
だから、「3年後」の「景色」は、想像していた通りの「景色」で、裏切ることなくそこにあるのです。
目の前の事は粛々と
3年後は壮大に
「巡る運気」はどんな時も、すべて「想定内」です。
「巡る運気」は受け入れるしかありません。
「暦」は自分勝手に動かせません。
でも、「自分」は自分勝手に動かせます。
動かないものは受け入れ、動かせるものを動かして対応する。
その方法を、「暦」は教えてくれます。