四柱推命では、60個の「干支」」を使って「気」の状況を観ていきます。
「干支」には、上の部分と下の部分があります。
上の部分は「十干」
下の部分は「十二支」
「十干」は表(外)の「気」で、「十二支」は裏(内)の「気」です。
そして、どちらも、「気」が動く順番に進んでいきます。
「十干」の一番最後にやってくるのは「癸」です。
今年2023年の「十干」でもあります。
「癸」は、陰陽では「陰」、五行では「水」です。
パラパラ降る雨だとか、モヤモヤとした霧のような状況だと考えます。
決まった型もなく、進む方向性もなく、勢いもありません。
全てを包み込む、ぼんやりとしたイメージです。
様々な四柱推命の解説本には、「癸はミステリアスな人」だと書かれています。
これは、「掴みどころのない霧のような人」と捉えることができるからかもしれませんね。